ニューヨークの電子マネー・ICカード乗車券事情2
メトロカードの記事の最後にも記載したとおり、2008年3月2日よりMTAは、CitibankやMasterCardと連携した非接触ICカードを利用したトライアル「THE NYC SUBWAY TRIAL」を実施しています。
ニューヨークの地下鉄で始まったトライアル
トライアルで利用できるのは、PayPass機能が付いた「Citi credit MasterCard」のタグ(キーホルダー)もしくはカードまたは、「Citibank Debit MasterCard」タグもしくはカードです。
            なお、2007年1月からトライアル中の「Citi credit trial mobile phones with PayPass」(おサイフケータイみたいなもの?)でも利用可能です。
トライアルが実施される路線は、「Lexington Avenue Line (4)(5)(6)」で、138th St. Stations(Bronx)とBorough Hall(Brooklyn)間の各駅に専用のリーダが付いた改札機が設置されています。

Lexington Avenue Line (4)(5)(6)はグランドセントラル駅にも乗りいれ
支払い方法ですが、「Pre-Pay」と「Pay-As-You-Go」の2種類あります。「Pre-Pay」は20.87ドル分を前払いするタイプ。前払いといってもクレジットまたはデビットカードの口座から引き落とされます。15%のボーナス分が付いた24ドル分が使えます。残額が10.50ドルをきるとオートチャージしてくれる「Auto-Reload」機能もついています。
一方の「Pay-As-You-Go」は後払いタイプ。10回のるか、最後に乗った日から2週間経つと請求がきます。こちらはSingle Rideと同じ1回2ドルで計算されます。ボーナスなし
トライアルの支払い方式は、日本のPiTaPaと同じですね。PiTaPaは基本的には後払いですが、プリペイド型のICOCAとの相互利用を可能にするため現金によるチャージのほかオートチャージ機能を搭載しています。そう考えると、PiTaPaって多機能ですね。PiTaPaの会員が増えないのはクレジット決済を嫌う日本社会だからでしょうか。アメリカならすんなり受け入れられそうですが、今回のトライアルを日本で実施してもうまくいかなかったでしょうね。
http://www.mastercard.com/us/paypass/subway/index.html
さて、ニューヨーク、ボストンの電子マネー・ICカード乗車券事情を現地で取材してきましたが、アメリカはポストペイという印象が強いですね。取材できていない面も多く、リベンジ旅行に行きたいと思います。
お断り
            英語のサイトを読んで記事にしているため、間違った情報を記載している場合があります。ご了承ください。

- ボストン「チャーリーカード(Charlie Card)」取材記
- ニューヨーク「メトロカード(MetroCard)」取材記
- ニューヨークの電子マネー・ICカード乗車券事情1
- ニューヨークの電子マネー・ICカード乗車券事情2

























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