ANAマイレージクラブとは

ANAマイレージクラブが選ばれるのには2つの大きな理由がある

2012年6月現在の会員数は約2370万人。全日本空輸(以下ANA)が展開するマイレージサービスであるANAマイレージクラブは、JALマイレージバンクと並ぶ国内最大級のマイレージサービスだ。ANAやANAグループ便を利用することで貯まるフライトマイルの他に、ショッピングマイルや提携各社のポイントから移行することでマイルを貯めていくシステムだが、大勢の支持を集めているのには、2つの大きな特長のため。ひとつは、交換できる提携ポイントの種類が多いこと。そしてもうひとつは、ほぼすべてのカードに電子マネー・楽天Edyが標準装備されていることだ。

ANAマイルと交換できる提携各社のポイントは、2013年4月現在、全部で19種類。『TSUTAYA』や『ファミリーマート』など全国で使えるTポイントをはじめ、『ヤマダ電機』のYAMADAポイント、ネットショッピングモール『楽天市場』で使える楽天スーパーポイントなど、全国のどこにいても使える点が魅力的だ。これには、ANAがJALに比べて国内線に強いという背景があり、国内での事業展開に的を絞った結果と言えよう。ユーザーにとってのユーティリティ性の高さは疑いようがなく、個々人の利用頻度に合わせた交換が可能となっている。

楽天Edyの標準搭載が陸マイラーにとって嬉しい

もうひとつの楽天Edyの標準搭載に目を向けてみよう。そもそもANAは、楽天Edyの前身であるEdyの初期事業に投資しており、2003年という早い段階からEdyを装備した「ANAマイレージクラブEdyカード」を発行してきたという過去がある。そのため、楽天Edyとなった今も関係性が強いのだ。

楽天Edyは現在、全国のコンビニエンスストアで使えるだけでなく、スーパーやドラッグストア、ホテルからラクシー・レンタカー、そしてネットショップも含めて全国35万ヶ所で使える利便性の高い電子マネー。今や、日々の生活になくてはならないものとなっている。楽天Edyの利用200円につき1マイル、チャージでも200円につき1マイルが積算されるため、様々なシーンで使うことによってANAマイレージクラブのマイルを貯めることができるのだ。

マイルを貯めたいなら「10マイルコース」を選択して

マイルからポイントへの交換とは逆に、提携各社のポイントからマイルに交換する際には、2つのコースが設定されている。それが「5マイルコース」と「10マイルコース」だ。

「5マイルコース」では1000円=1ポイント=5マイル、「10マイルコース」では1000円=1ポイント=10ポイントという交換率で、倍も違うのが一目でわかる。後者では年会費が2100円、さらに移行手数料がかかってくるカードもある(JCB=2100円、VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス・カード=6300円)が、それらを支払ってもさらにポイントをたくさん貯められるくらいカードを利用するという人は当然、「10マイルコース」を選択すべきだろう。

 

 

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