ANAマイルをためる

Edyをつかってマイルを貯める・Edyマイルプラス

お財布代わりに使用する方も多い電子マネーの利用でもANAマイルが貯まるのをご存じだろうか。特に「Edy」は利用金額に応じてマイルが自動的に積算されるのも魅力。こちらでは、電子マネーの利用でANAマイルを獲得する方法を詳しくご紹介したい。

「Edy」でANAマイルを貯める方法

まず「Edy」の利用でANAマイルを獲得できるカードを作る必要がある。ANAマイル積算の対象カードは「Edy機能付のANAマイレージクラブカード」と「Edy機能付のANAカード」の二つ。これらのカードに搭載されているEdy機能を利用して楽天Edy加盟店で支払いをすると、「1回の支払200円=1マイル(税込/200円未満切り捨て)」の割合でANAマイルが積算される。

積算は自動的に行われるが、Edy利用からANAマイレージクラブのマイル口座への積算には2~3週間ほどかかるので注意したい。

また、コンビニエンスストアでのEdy利用については、マイル積算の対象商品がそれぞれのコンビニエンスストアで異なっているので、詳しくはANAマイレージクラブのサイトで確認をしてもらいたい。 http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/more/edy/card.html
また、カードだけではなくおサイフケータイでのEdy利用もANAマイルの積算対象である。

おサイフケータイでマイルを貯めるには、「モバイルAMCアプリ」と「楽天Edyアプリ」を事前に設定し、「ケータイ de Edyマイル」に登録する必要がある。これらの設定が完了していれば、楽天Edy加盟店で支払におサイフケータイを使う度に「一回の支払200円=1マイル(税込/200円未満切り捨て)」の割合でANAマイルが獲得できるので手間もかからず大変便利。

利用からマイル積算までの時期はカードでのEdy使用時と同様である。

さらに、各種あるEdy加盟店の中でも、特に「Edyマイルプラス」に登録している店舗でEdy支払いをすると、「一回の支払200円=2マイル」と通常の2倍のマイルを獲得することができるので要チェックだ。「Edyマイルプラス」に登録している店舗はANAマイレージクラブのサイトで確認できるので、覚えておこう。
http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/more/edy/mileplus.html

「nanaco」の利用でマイルを貯める方法

「nanaco」はセブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズなどで利用できる電子マネー。こちらの利用でもANAマイルを獲得することができる。

ただし、「Edy」とは違い、一旦「nanacoポイント」を貯め、「500ポイント=250マイル」でANAマイルに交換する手続きが必要になる。ポイント交換は「500ポイント以上500ポイント単位」で行え、ポイント交換に手数料などはかからない。

また「nanaco」ポイントをANAマイルに交換するには、「nanaco」と「ANAマイレージクラブ」の両方に会員登録をしていることが必要である。

その他の電子マネーでANAマイルを貯める方法

SuicaでANAマイルを貯める!

日常的に利用している方も多いSuica。Suicaの電子マネーを利用すると利用金額に応じてSuicaポイントが付与されるので、それを貯めて他の提携会社のポイントに交換することができる。このポイント交換システムを利用すると、ANAマイルを貯めることができるのはご存じだろうか。

まずSuica電子マネーの利用で貯めたSuicaポイントを提携ポイントの「Tポイント」に交換する。「Tポイント」とは、TSUTAYAとYahoo!の提携企業を利用した際に貯まるポイント。このTポイントにSuicaポイントをいったん交換し、更にTポイントをANAマイルに交換するという方法である。

交換比率
100Suicaポイント→Tポイント85ポイント(500Suicaポイント以上100Suicaポイント単位。交換手数料:100Suicaポイントの交換につき15Suicaポイント)
Tポイント500ポイント→ANA250マイル(500ポイント以上から、500ポイント単位)

SuicaポイントからANAポイントへ直接交換はできないが、間にTポイントへの交換を挟むことでANAマイルを獲得できるので、Suicaの電子マネーを普段使う方はぜひ覚えておいてもらいたい。また、Suicaポイント以外にも、Tポイントへ交換できるポイントであれば、Tポイント経由でANAマイルに交換できるという点も覚えておくとよいだろう。

ANA カードで貯める!

ANAカード、ANA VISA Suicaカード入会時、追加でNTTドコモのおサイフケータイ「iD」の機能を付けることができる。この「iD」はチャージ不要(後払い式)でNTTドコモのおサイフケータイやカードをかざすだけでお買いものができる便利な電子マネーだ。「iD」電子マネーを利用してお買いものをすると、1回の利用は少額でも、合計1,000円(消費税含む)ごとに三井住友カードのワールドプレゼントポイントが貯まる。

こうして貯めたワールドプレゼントポイントは他のクレジット決済で貯めたポイントと合算してANAマイルへ移行することが可能だ。コンビニや自動販売機などの少額のお買いものでもANAマイルを獲得できるのが魅力。
また、ANA VISA Suicaカードでは、カードに付随するSuica機能やモバイルSuica機能に、チャージまたはオートチャージをした際にワールドプレゼントポイントが貯まる。こちらも上記と同様に、他のクレジット決済で獲得したポイントと合算でANAマイルへ移行することができる。Suicaを日常的に利用している方はぜひワールドプレゼントポイントをANAマイルに交換することを検討してみることをおすすめする。

ワールドプレゼントポイントのANAマイルへの移行比率は1ポイント=3マイル~15マイルとカード種類や交換コースによって異なる。また移行手数料もカード種類や交換コースによって無料の場合と、年度毎に6,300円かかる場合とがあるので、詳しくは三井住友VISAカードのサイトで確認してもらいたい。 https://www.smbc-card.com/mem/wp/ana.jsp

PASMOで貯める

PASMOは私鉄や地下鉄、バスなど100以上の交通機関で利用できる交通系ICカード。他の交通系ICカード同様に、PASMOにも電子マネー機能を付けることができ、チャージすると繰り返し利用できる。このPASMO電子マネーの利用でもANAマイルを獲得できる方法がある。

貯めたポイントをANAマイルに交換できるのは、東京メトロが発行する「To Me CARD」と「ソラチカカード」にPASMO機能を付けたカード。

まずパスモ機能付の「To Me CARD」で「メトロポイントPlus」(電子マネーポイント)の登録を行う必要がある。この登録を行った上で、メトロポイントPlus加盟店や自動販売機でPASMO電子マネーを利用してお買いもの等をすると、メトロポイントが付与される。

付与されたメトロポイントは東京メトロ乗車や定期券購入、提携サービスの利用などで獲得したメトロポイントと合算してANAマイルへ交換できるというわけだ。交換の際の手数料は無料で交換は毎月1回、1回につき1,000ポイント以上20,000ポイントまでとなっているおり、交換レートはメトロポイント1,000=600マイル。ポイントの移行先はTo Me CARD の名義と同じ名義のANAマイレージクラブ会員に限定されている。

もう一つが「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」で、こちらも上記の「To Me CARD」同様、メトロポイントPLUSに登録をしてPASMO電子マネーを利用するとメトロポイントが貯まるという部分や移行手数料、移行のタイミングなどは同じ。

だが、「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」の場合は、PASMOへのオートチャージサービスを利用した際に貯まるカード会社(JCB)のポイント(Oki Dokiポイント)がクレジットカード決済で貯めたOki Dokiポイントと合算でANAマイルへ交換できる点が有利だ。

また、「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」で貯めたメトロポイントはANAマイルへの交換レートが100メトロポイント=90マイルと、「To Me CARD」の中でも交換比率が良いのも大変魅力的といえる。

通勤通学などで日常的に電子マネーを使う機会が多い方であれば、少額の利用であっても日々の積み重ねで知らず知らずのうちにポイントが貯まっていくだろう。こうした電子マネーの利用分も無駄なくマイルに変えていくようにしてみると、ぐんとマイルの貯まり方が早くなるだろう。

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