ICOCA(イコカ) 広島・宮島での電子マネー取材記

広島に旅行する機会があったので、広島の電子マネー事情について取材してきました。

広島・岡山エリアではICOCA(イコカ)が07年9月1日より利用開始となりました。現在、広島・岡山エリアで利用できる、交通系電子マネーはICOCA(イコカ)のみとなっています。Suica(スイカ)は乗車券としてのみ利用できます。

ICOCAヘルプデスク

広島駅ではICOCA(イコカ)ヘルプデスクが設置されていました。まだ広島ではICOCA(イコカ)の利用が開始されたばかりでしたので、JRの改札口をICOCA(イコカ)を利用して改札を通過している人は少なかったように思えます。ICOCA(イコカ)の普及にはまだ時間がかかりそうです。

ICOCA(イコカ)のチャージ機

自動改札機

世界遺産にも登録されている厳島神社で有名な宮島。宮島の対岸にあるJR西日本の宮島口駅の改札にはICOCA(イコカ)のチャージ機が設置されていました。改札機にはICOCA(イコカ)のICタッチが搭載されています。といってもかたちは、首都圏の改札機と変わりません。

余談ですが、宮島口と宮島の間にはJR西日本が運営する宮島連絡船があります。宮島連絡船では残念ながらICOCA(イコカ)は使えません。ICOCAのサーバーと接続するためのケーブルか何かを海底に敷設する必要があるからでしょうか。利用できたら、ネタになったのですが。

 

さて、ICOCA(イコカ)は、現在、広島市民の足にかかせない市電では利用できません。広島都市圏を中心にバスや路面電車などに「PASPY(パスピー)」が2008年1月から順次導入される予定となっています。また、バスや路面電車などでもICOCAが利用できるようになるそうです。「PASPY」の導入が広島での電子マネー利用の起爆剤となる可能性が高いので、今後も注目していきたいと思います。

ICOCAホームページ

PASPYホームページ

2007年11月14日

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