JALカードSuicaとの違い[PR]
ANA VISA Suicaカードはポイント移行のシステムがわかりやすい
航空系カードとSuicaが一体となったクレジットカードというと、他にJALカードSuicaを思い浮かべる人も多いだろう。この両者についての違いを見ていこう。
| カード | ANA VISA Suicaカード  | JALカードSuica  | 
|---|---|---|
| 国際ブランド |  |  | 
| 年会費 | 788円〜2,100円 | 2,100円 | 
| クレジット利用で貯まる ポイント | ワールドプレゼントポイント 5マイルコース:1000円=1ポイント=5マイル 10マイルコース:1000円=1ポイント=10マイル | JALマイル 通常プラン:200円=1マイル ショッピングマイル・プレミアム:100円=1マイル | 
| 100円=1マイルに するための手数料 | 年間6300円 (都度移行なら2年に一度でよい) | 年間3150円 (毎年支払う) | 
| JR東日本での利用でたまる ポイント (Suicaチャージ・切符の購入など) | ワールドポイントプレゼント | ビューサンクスポイント 1000円=2ポイント (チャージ、きっぷや定期券の購入は6ポイント) ショッピングマイル・プレミアム:600ポイント=1000マイル 一般:600ポイント=500マイル | 
| カード発行会社・提携会社 | 三井住友カード ANA | JCB JALカード | 
|  |  | 
年会費はどちらも2100円だが、ANA VISA SuicaカードではWEB明細サービスや「マイ・ペイすリボ」を利用すれば割引が受けられるので、この点では完全にANA VISA Suicaカードに軍配が上がる。さて、両者でのポイントシステムの大きな違いに注目してみよう。
ANA VISA Suicaカードでは、1000円につきワールドプレゼントポイントが1ポイントが付与されるというシンプルなシステム。JALカードSuicaは、SuicaチャージなどJR東日本の利用でビューサンクスポイントが、それ以外で利用したぶんに関してはJALマイルがたまるという、いわば二段構えのシステムを採っており、使い方や利用した場所によって付与されるポイントが異なるという複雑さがネックとなっている。
ANA VISA SuicaカードでANAマイルをたくさん貯めようと思ったら「10マイルコース」を選択すべきだが、同時にポイントからマイルへの移行手数料が6300円かかる。JALカードSuicaでJALマイルをたくさん貯めようと思ったら、ショッピングマイル・プレミアムに入会して2倍のマイルを獲得するのが常套手段だが、年会費が3150円かかる。どちらのカードを選ぶにしても、こうした点を頭に入れておかなければならない。
ポイントをSuicaにしたいならJALカードSuicaがお得
ANA VISA Suicaカードは三井住友カードのワールドプレゼントポイントが、JALカードSuicaではJALマイルまたはビューカードのビューサンクスポイントが貯まることになる。どちらもSuicaチャージでポイントが付与されるのだが、その還元率には大きな違いがある。
ANA VISA Suicaカードでは、1000円=1ポイントとなっており、1ポイントは5円相当なので、還元率は0.5%ということになる。一方、JALカードSuicaでは、チャージをはじめきっぷや定期の購入はポイントが3倍になる「VIEWプラス」という特典の対象になっており、1000円=6ポイントが貯まる。これは15円分に相当するため、ANA VISA Suicaカードの3倍もの還元率ということに。もちろんオートチャージでもポイントが付与されるので、日常的に使っているだけで、知らない間にポイントが貯まっていたということが起こりえるわけだ。
ただしこれは、あくまでSuicaとして使用しようと考えた場合のこと。貯まったポイントをマイルに交換しようと考えた場合には、少し様相が異なってくる。
マイルに交換するなら、どちらも同じ
マイルを効率良く貯めようと思ったら、ANAなら「10マイルコース」を選択、JALなら「ショッピングマイル・プレミアム」に入会するのが鉄則だ。それを前提として、ポイントからマイルへの交換について説明しよう。
ANA VISA Suicaカードでは、1ポイント=10マイル。JALカードSuicaでは6ポイント=10マイル。そう、まったく同じなのだ。つまり、JALカードSuicaではビューサンクスポイントが3倍貯まるのに、マイルに交換すると1/3に目減りしてしまうのだ。このカラクリには、JALカードSuicaの発行元となるカード会社がビューカードだという点が背景にある。
ビューカードはJR東日本の子会社であるため、Suicaチャージやきっぷ購入などのVIEWプラス対象に対してJALカードSuicaはポイント積算という面で優遇されている。しかし、それをJALマイルに交換する際には、他のポイントシステムとも整合性を持たせるために6ポイント=10マイルという少し特殊な交換率になっているのだ。
ともあれ、マイルへの交換のシステムに関してはANA VISA SuicaカードもJALカードSuicaも同じということがおわかりいただけただろう。
両カードの選択ポイントは国際ブランド
JALカードSuicaの「ショッピングマイル・プレミアム」は年会費3150円で、毎年支払う必要がある。対してANA VISA Suicaカードの「10マイルコース」は移行手数料が年間6300円かかるが、先に説明した通り2年に1回の交換でも大丈夫。そのどちらを選ぶかは、あとは国際ブランドということになるだろう。
JALカードSuicaは国際ブランドがJCBであるのに対し、ANA VISA SuicaカードはVISA。どちらも全世界で使えるものの、汎用性という面ではVISAの方に軍配が上がる。出張や旅行など海外での利用を考えた場合には、ANA VISA Suicaカードの方に魅力があると言えるだろう。



















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