ちょっと得するクレジットカードのお話 海外旅行編その⑤

そのほかにこんな事もクレジットカード

じゃあどんなクレジットカードが自分に向いているか

これははっきり言って答えは無いのかも知れません。
人が十人十色なのと同じように、その人の生活や消費活動によって向いているカードが違ってくるでしょう。
マイルやポイントが貯まると嬉しい人、カードにステイタスを感じる人、あるいは海外旅行でも数年に一度行く人と毎年数回行く人とでは異なる答えになるでしょう。

ただやはりお勧めしたいのはなんといっても年会費無料のカード。
クレジットカードは年会費が通常は必要で、全く使用しなくても年に千円から高いと数万円の料金が掛かります。でも中には年会費が無料になっているカードも存在するので、自分の生活や消費、そしてこれからの海外旅行予定なども考えてカードを造るのがいいかなと思います。

あと海外旅行保険や携行品保険が付いてくるカードも何かあった時のために持っておきたいところです。そして年会費無料でしかも今書いた保険も付くカードもあるんですね。かなりお勧めです。

ただ年間に何十万円から百万円を超えてクレジットカードで毎年支払いをしている、そんな人はポイント等の還元率や付加して受けられるサービスを合算して考えると、有料カードのほうが結果としてお得になるケースがほとんどになってくるので、そこらを試算してクレジットカードを選ぶほうがいいようです。

ちょっと気をつけておきたい事

あらかじめカード会社に連絡を

今はほとんどの支払いシステムがオンラインで繋がっていて、瞬時にデータがカード会社に送信されます。
それまでずっと日本国内でせいぜい数万円の買い物ばかりしていた人のカードから、いきなり海外で日本円換算で10万円以上のデータが送られてくるとカード会社は「ちょっとおかしい」というデータも同時に点灯するようです。

するとカード発行時に記入した連絡先に電話で
「こんな買い物を10分位前にしましたか?」
なんて電話が掛かってきたり、中にはそんなパターンだと店先で支払えないケースもあります。

そんな場合に備えて海外旅行に出る前に
「◯月◯日から何日間は海外に出て、クレジットカードを使用します」、そうクレジットカードの裏に出ている番号に連絡しておくといいですね。
もちろん今までに何度も旅行していてカードもよく使っている人は改めてそんな電話はしなくても大丈夫です。

全部持ち歩かない

一つの財布に現金もカードも全部、というのは危険です。
落としたり忘れたりスリに遭ったり・・・。可能性はカードに付いている海外旅行保険を使うケースより確実に高いです。 なので現金も持ち歩く分とホテルに置いておく分。カードは財布に1枚、別の所に2枚、ホテルに予備カードを2枚といった形で分けておくのがいいように思われます

カードの署名はパスポートと同じに

中にはカードの署名をしていない人もいるようですが、海外では絶対に、いや日本でも今すぐ署名して下さい。
署名していないとカードを落として他人が勝手に使用したとしても、落とし主にも過失があるとなって保険が効かないケースが出てきます。

そして署名はパスポートに署名してあるものと同じように書いて下さい。つまり漢字かアルファベット活字体か筆記体かのどれかですね。これは高い支払いをする時にはパスポートの提示も求められて、本人確認をされる事が多いんですね。

そしてこれからだ、又は更新になるという人は漢字で書くのをお勧めします。基本的に欧米人のほとんどは漢字が書けないし、似せて書いてもそれは普段から書いている字ではないとすぐ分かりますから。

最後に

いまこれを見ている人が学生であれば学生専用クレジットカードというのも各種発行されています。 カード発行審査も敷居が低く簡単に発行が可能なので学生の特権として持っておきたい所です。

あとゴールドカードやプラチナカードを持っていたり、ビジネスクラス以上の航空チケットだと空港の専用ラウンジで出発前の時間がくつろげます。
そこでは軽食や飲み物が無料で提供されたり、海外だと日本の新聞や雑誌が置かれていたりとなかなかいいものです。ただ数年に一回の海外旅行のために毎年10500円、さらにそれ以上の年会費を支払うのだとどうかなと想いますが・・・。

クレジットカードは発行されるまでに時間が掛かるものがほとんどです。
そして書留で送られてきますから、一人暮らしの人や日中は誰もいなくなる家庭だとそこらあたりも考えて申し込みをしておくのがいいでしょう。

以上で『知っておいて損はない! ちょっと得するクレジットカードの話 海外旅行編』は終わりです。
あなたのこれから始まる旅が楽しくて、そして記憶に残る旅になるといいですね。
Bon Voyage!

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