ちょっと得するクレジットカードのお話 海外旅行編 その②

カードはJCB以外も必ず持って行こう

JCBカードって何なの?

クレジットカード、いろんなものがありますよね。JCBにVISA、マスターカードにアメックス。中には「私はお買い物のクレジットカードで、楽天とイオン、あっ!ヤマダ電機も作ってたかな」なんてちょっと不安になってしまう方もみえるでしょう。

JCBカードというのは昔は日本クレジットビューローという会社名で、英語での社名がJapan Credit Bureauでした。その頭文字を表していたんですね。そしてのちにJCBがそのまま社名になったんです。
余談ですがテレビでよくCMやっている化粧品やサプリメントのDHC、何の略だか御存知ですか?この会社は前は全く違う事業から始まっていて、その名前が「大学翻訳センター」だったんです。そしてDaigaku Honyaku Centerの頭文字でDHCなんですね。

JCBに話を戻すと、今は三菱東京UFJ銀行になった旧三和銀行、三菱UFJ信託銀行となった旧東洋信託銀行、そして三菱UFJニコスになった旧日本信販、この3つの会社が出資しあって出来たんです。なのでカードJCBマークには青赤緑とそれぞれを表す3色の帯が入っているんですね。

ただ残念なのは日本国内ではある意味最強のカードなんですが、東アジア以外の海外へ行くとローカルカード扱いで通用しない店がかなり多い・・・。
加えて言うとそういった場所でJCBカードが不自由なく使える店は、日本人目当ての免税店やそんなにお値打ちでない店が多いのも残念な事実なんです。

じゃあどのカードがいいんだろう

ちょっと手元に持っているクレジットカードを用意してみて下さい。特にきっきお話した「楽天もあるしイオンも、あっ!ヤマダ電機も」、って方。そのカードには他に何かマークが付いてますか?
そうです。そこが大事で提携カードというのですが、カードにJCBとかVISA、MasterCardって右下のほうにマークが付いていませんか?

VISA、MasterCard、そして提携カードは少ないのですが青いマークのAMERICAN EXPRESSこと通称アメックス。(他にもダイナーズクラブもあるのですが、「持つことがステイタス」なんて呼ばれているちょっと敷居の高いクレジットカードです) そんなマークがお買い物クレジットカードとして思っていた自分のカードに付いていれば大丈夫。旅行者が普通に行くところであれば、世界各地で使えます。(さきほどの話のようにJCBは別です)
あえて比較するとアメックスはアメリカ国内では日本のJCBのように最強部類カードなんですが、ヨーロッパやアジアでは使えないお店も割りとあるようです。

このカードの組み合わせをもって行こう

結論としてVISAとマスターの2枚が最低ライン。プラスして全く使えないわけではないので持っているのならJCB。これらを更に追加して提携カードでVISA1枚、マスター1枚、もともと持っているJCB1枚こんな感じであれば安心です。
なおVISAは日本では「ビザ」と発音しますが、海外でSAは濁らず「ビサ」と発音されています、綴り通りですね。
通じるようなカタカナ英語だと「ビッサカードプリーズ」と小さな「ッ」を気持ち入れる感じていくとよく伝わります。「ビザカードプリーズ」よりも。

次回は『クレジットカードを持っていないとできないこともあるんです』をお伝えいたします。

次のページ>>海外旅行編その③

おすすめクレジットカード

ポイントたまるチャージ用カード