JAL国際線特典航空券と交換する

実質50000円でアメリカにも行ける!?

貯めたマイルで海外旅行…というのは、マイラーなら誰しもが夢見るものだろう。国内線では12000マイルからの交換になっているのに対し、国際線では日本−ソウル/プサンの15000マイルを筆頭に、高い還元率での交換が可能になっている。日本−北米は50000マイル(実質50000円)で行けるのは、非常にお得な内容と言えるだろう。

どれだけのマイルでどこまで行ける?

では具体的に、どの区間を利用するのにどれだけのマイルが必要なのかを見ていこう。

目的地エリア 日本          
ソウル/プサン 15000 ソウル/プサン        
アジア1
※1
20000 30000 アジア1      
グアム 20000 30000 30000 グアム    
アジア2
※2
35000 45000 45000 45000 アジア2  
シドニー 40000 50000 50000 50000 60000 シドニー
モスクワ 40000 50000 50000 50000 60000 60000
ヨーロッパ
※3
55000 60000 60000 60000 70000 70000
ホノルル 40000 50000 50000 60000 60000
北米
※4
50000 55000 50000 55000 70000 70000

※1アジア1…広州、上海、台北、大連、高雄、天津、北京、香港、マニラ
※2アジア2…クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、デリー、ハノイ、バンコク、ホーチミンシティ
※3ヨーロッパ…パリ、フランクフルト、ロンドン
※4北米…サンディエゴ、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、バンクーバー、ボストン、ロサンゼルス

表の数字は通常時に必要な交換マイル数で、エコノミークラスと交換するものとしている。JALカード割引を利用すれば1000マイル、ディスカウントマイルであれば3000〜10000マイル減で交換することができるため、予約方法や時期によってはさらにお得に交換できる。

座席のグレードも指定することができ、例えば東京−ソウル/プサンでは、ビジネスクラスが30000マイル、ファーストクラスが50000マイルで交換することが可能だ。もしハイグレードの座席でフライトを楽しみたいのであれば、特典航空券の交換とアップグレード特典を重複して利用するのは不可能なので、特典航空券の交換の時点でハイグレードの座席指定をした上での交換が必要となってくる。

無料で海外へ行けるが燃油サーチャージは必要

国内線特典航空券との交換と決定的に違う点が2つ。ひとつ目は、たとえ片道のみの利用でも、往復分のマイルが必要という点。そしてもうひとつは、燃油サーチャージが別途、現金で必要という点だ。日本−韓国であれば2000円程度だが、日本−北米では20000円以上になるなど、常識的な範囲内ではあるが、ある程度の出費が必要になることは頭に入れておくと良いだろう。

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